12世紀から15世紀に建てられた中世の街並みが残るノワイエ シュル スラン(Noyers-sur-Serein)は、「フランスの最も美しい村」にも選出されたブルゴーニュ地方の田舎町!
ベルサイユ宮殿を建てたフランス絶対王政全盛期のルイ14世も何度か滞在したことで知られるノワイエ シュル スランの魅力を紹介します。
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中世の城塞都市ノワイエ
「フランスで最も誇り高き城」と称賛されたノワイエ城とその周辺は3重もの立派な城壁にぐるりと囲まれた城塞都市として栄えていました。
現在も16の塔と3つの城門が残され、中でも特に多くの観光客がノワイエ シュル スランの城壁内に足を踏み入れる際の出入り口となるパント門はもともと敵の侵入を防ぐための張り出し櫓が備え付けらられたものですが、現在は夜になると優しい光でライトアップされここを訪れる人々の目印となっています。
ノワイエで中世の街並みを楽しむ
城壁内に一度足を踏み入れれば、まるでそこは中世の時代!
趣ある石畳の道の脇にはルネサンス時代に建てられた78もの重要文化財に指定されている木組みの家が連なり多くの観光客を魅了します。
脇道に入ってみれば、色とりどりの花で彩られたメイン通りからは全く想像できなかった景色が広がったりと、まるで宝探しをしているような気分が楽しめワクワクします。
ワインとエスカルゴの村ノワイエ
中世の時代のノワイエはワインによって栄えた都市でヴィニュロン通りにはシャブリワインの醸造を行う民家が連なるエリアがある点にもぜひ注目してください。
またワインが作られるぶどうの葉を好物とする美味しいエスカルゴが取れることでも知られています。
日本でも食べる機会が増えてきたフランスのご当地グルメ、エスカルゴですがいくつか種類があり、ノワイエ含めブルゴーニュ地方で食べられるのは中でも「本物のエスカルゴ」と呼ばれるエスカルゴ・ド・ブルゴーニュ(日本語でリンゴマイマイ)と呼ばれるものです。
大振りのエスカルゴ・ド・ブルゴーニュは養殖が難しく、食べられる状態にするには手間がかかることからフランスで一般的に食べられる養殖のプチグリに比べ高級品とされています。
しかしノワイエではリーズナブルにエスカルゴ・ド・ブルゴーニュが楽しめるので、この村を訪れるなら一度は食べたいご当地グルメです。
パント門入り口の Le Faubourg Pizzeria ではドレスコードなどもなく、サクッと立ち寄ってワインとともに楽しめるので特におすすめのスポットです。
また、手作りのクリームブリュレも絶品なので観光の一休みにぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
ノワイエのおすすめレストラン
ノワイエは旧市街から少し車を走らせると長閑な牧場が広がり、大自然でのびのびと羊や豚などの家畜が暮らしているので、レストランではいつも新鮮なお肉が楽しめることでも知られています。
中でも村の端にひっそりと佇む La Table de Clavisy ではたった2km先の牧場から美味しい立派なお肉を買い付けているので、リーズナブルに高品質のお肉が堪能できちゃいます。
またお店ではとっても可愛い看板犬がお出迎えしてくれ、フレンドリーなオーナーさん含めアットフォームに美味しいディナーが楽しめる点も魅力です。
ノワイエの歴史ある建物に宿泊
ノワイエの村にはホテルこそありませんが、歴史ある建物に宿泊できる民泊体験ができるのでおすすめです。
外観からは想像できないお洒落なノワイエの民泊は日本同様、現地の方と触れ合えるディープな滞在ができる点でもおすすめです。
中でもおすすめはかつての病院をリフォームして建てられた 観光客に大人気のCote-Serein – Domaine de Venoise!
チェックインの際は陽気なオーナーさんとワインで乾杯しながら村のことを色々教えてもらったりと、ちょっと特別な時間が過ごせるのでおすすめです。
まとめ
フランスのブルゴーニュ地方のおすすめスポット、ノワイエ シュル スランの紹介でした。
公共機関を利用する場合はパリから電車で2時間程のトネールという街でバスに乗り換えてアクセスできますが、本数も少ないのでレンタカーでのアクセスがおすすめです。
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