日本からの週末弾丸旅行っも叶っちゃう!アクセス便利な魅惑の島、台湾は日本人にも大人気の渡航先です。
交通の便や、現地ツアーも充実したコンパクトな台湾は、都市だけでなく地方にも足を伸ばしてちょっとディープな体験を楽しむのもオススメです。
今回は都市だけでなく、古き良き台湾を感じられる人気のカントリーサイドも合わせ紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
台湾の玄関口!台北(タイペイ)
台湾の首都、台北は、国の魅力がギュッと詰まった「台湾の顔」とも言える都市!
日本からの直行便も複数就航しているので特に初めての台湾旅行なら、まずは台北を拠点にするのがおすすめです。
ドバイにあるブルジュ・ハリファに抜かれるまで、世界一高いビルとして認定されていた超高層ビルでありショッピングモールの101を始め近代的な都市としてだけでなく、建国の父蒋介石を顕彰するために建てられた中正紀念堂など歴史的スポットも充実しています。
そんな台北はグルメも充実!日本でも大人気の鼎泰豐の本店は101と同じくここ台北の大安區にあります。
日本の店とはメニューが多少異なり価格もリーズナブルなので、いつも大混雑しておりますが、ぜひ訪れたい人気スポットです。
台湾屈指のアート都市!台中(タイジョン)
台湾中部に位置する台湾第三の都市、台中は日清戦争後の日本統治下時代の名残が多く残る都市の一つです。
官庁として建てられた台中州庁や1908年に建設された新盛橋をはじめ多くの日本の歴史を感じます。
中でも現在特に観光客の注目を集めてスポットがあります。それが宮原眼科です。
かつて日本統治時代の眼科医院だったレトロな建物が、現在はおしゃれなスイーツ店にリノベーションされ人気の観光スポットとなっています。
宮原眼科以外にも台中はアートの街として、古い建物をリノベーションしたアートスペースや、創造的なデザインが光るスポットが点在するユニークな都市!
彩虹眷村(虹の村)はかつては取り壊される予定だった村の外壁に退役軍人のおじいさんが描いたカラフルな絵が話題を呼び世界的に有名なアートスポットとしてSNSを中心に大注目の場所となっています。
台湾の古都!台南(タイナン)
台湾で最も古い歴史を持つ台南は日本統治時代だけでなく、17世紀に上陸したオランダや中国の清朝の支配など台湾史の重要な舞台となってきました。
オランダ統治時代に築かれたレンガ造りの「ゼーランディア城」の跡地である安平古堡は、台湾最古の要塞です。
隣接する安平樹屋は、ガジュマルの木が廃屋となった建物を覆い尽くした幻想的な空間で、フォトジェニックなスポットとしても人気です。
そんな台南にある台湾で2番目に古い百貨店は、山口県出身の日本人である林方一氏によって開業された百貨店です。
第二次世界大戦後、建物は国民党政府に接収されてしまいましたが、2014年に元の百貨店としての姿を取り戻し、リニューアルオープンしました。
当時の日本百貨店の名残を残し、日本統治時代に建てられた小さな神社「末廣社」が残されているだけでなく、当時使われていた珍しい手動式のエレベーターも実際に乗ることができちゃいます。
台湾最大の港町!高雄(カオシュン)
年間を通して温暖な気候に恵まれ、美しい自然、歴史的建造物、そして現代的なアートや開発が融合した台南は、国内第三の都市であり最大の貿易港を擁する活気ある港町です。
そんな台南のシンボルといえば愛河湾!
特に夜になると毎日愛河沿いの遊歩道や周辺の建物が美しくライトアップされ、ロマンチックな雰囲気を醸し出しています。
また、愛河湾に架かる「大港橋(ダーガンチャオ)」では、台湾初の水平回転式の景観橋となっており、毎日午後3時及び金・土・日の夜7時には旋回ショーが開催されるので時間が合えばぜひ見ておきたい台南名物アトラクションです。
そんな高雄のインパクト大な観光スポットといえば、龍虎塔(りゅうことう)と蓮池潭(れんちたん)風景区です。
龍と虎の口から出入りすると厄払いができるとされるユニークなスポットは、湖の周辺には他にも春秋閣や五里亭など、中国の伝統的な建築物が点在しており見どころ満載の観光地です。
台湾屈指のリゾート地!墾丁(ケンティン)
台湾で海辺でのんびりしたり、ダイビングやシュノーケリングなどマリンスポーツを思いっきり楽しみたいなら墾丁は要チェック!
台湾で最初に国立公園に指定された地域であり、美しい大自然が満喫できるのでオススメです。
墾丁の鵝鑾鼻公園内にある台湾最南端の碑は、正真正銘の台湾最南端を示す碑で記念撮影の定番スポット!ぜひお見逃しなく。
ビーチを楽しんだ後は名物の墾丁大街夜市で屋台グルメを楽しむのが墾丁の定番コース!
昼間とは打って変わって、リゾートらしい活気と自由な雰囲気が楽しめます。
台湾最後の秘境!台東
台湾の手つかずの壮大な自然や多様な先住民文化を感じられるカントリーサイド、台東は台湾最後の秘境とも呼ばれるのどかでゆったりとした時間が流れる場所です。
近年話題を呼び観光客も徐々に増えてきておりますが、まだまだ大自然を独り占めできちゃうパワースポットです。
そんな台東を訪れる多くの観光客のお目当は広大な田園地帯で楽しむサイクリング!
最近では電動自転車のレンタルもあって気軽に楽しめるアトラクションとなっています。
少しアクセスは不便ですが、台東で眺めるサンセットは一生の思い出となること間違えなし!ぜひ時間があれば足を伸ばして欲しい観光スポットです。
太魯閣峡谷の玄関口!花蓮
花蓮のハイライトといえば、世界遺産に登録されるにふさわしい場所と呼ばれる太魯閣(タロコ)峡谷!台湾を代表する景勝地の一つです。
台湾が国際連合に加盟していないため、世界遺産に登録こそされていませんがそれに匹敵する自然美が詰まった場所として世界中から多くの観光客が訪れます。
そんな太魯閣峡谷は2024年の花蓮沖地震により大規模な落石や土砂崩れが発生し、道路や遊歩道が寸断され、一部の区間が閉鎖されています。
現在は通り抜けができず、案内所(太魯閣遊客中心)【地図】側から入り、途中引き返すルートのみ再開されています。
さらに観光で訪れる場合は7:00〜8:00、12:00〜13:00の間限定となりこの時間内に行って戻ってくる必要があるのでご注意ください。(2025年4月現在)
随時変更があるかと思いますが、案内表示はよく確認して観光を楽しんでください。
花蓮の市内は台湾の他の主要都市に比べて、比較的落ち着いた雰囲気が特徴的です。
街の中心部は徒歩や自転車で回れる範囲に主要なスポットが集まっており、気軽に散策を楽しめます。
千と千尋の世界広がる!九份
台北から気軽に行ける九份は、日本人に最も人気のある台湾の地方都市です。
『千と千尋の神隠し』のモデルの一つと噂される茶芸館、阿妹茶樓(アメチャロウ)を中心に夜になると提灯の明かりが灯り、まさに映画の世界いるようなノスタルジックな雰囲気が楽しめます。
九份はを観光するならぜひ夜がオススメ!ですが、連日大混雑です。
落ち着いた雰囲気の中で伝統的な台湾のお茶文化を楽しみたいという方は昼に訪れる方が良いかもしれません。
そんな九份の名物といえば、台湾を代表するB級グルメの一つであり、その名の通り強烈な発酵臭が特徴の豆腐料理、臭豆腐!
九份の入り口からぷ〜んと臭うアレが、臭豆腐です。
そんな臭豆腐、食わず嫌いは勿体無い、実はとっても美味しいグルメなのでぜひ一度はチャレンジして見てください。
古き良き台湾を感じる!十份
願いを乗せた色とりどりのランタンが夜空に舞い上がっていく天燈ことスカイランタンで有名な街といえば十份です。
特に旧正月に行われる「平渓天燈節(ランタンフェスティバル)」は、数万個の天燈が一斉に夜空を彩る壮大な大イベント!世界三大祭りの一つにも数えられています。
かつて炭鉱で栄えた時代からの面影を残す、ノスタルジックな鉄道旅が楽しめるローカル線の「平渓線(ピンシーシェン)」の途中駅で、九份からもアクセス便利なのでぜひセットで計画して見てはいかがでしょうか。
そんな十份の魅力はスカイランタンだけではありません!
駅から少し歩いた場所にある十分瀑布はまさに台湾のナイヤガラとも称される迫力満点のパワースポットです。
まとめ
グルメも観光もリーズナブルに楽しめる日本からもアクセス便利な渡航先、台湾のオススメ都市の紹介でした。
うまく現地ツアーや交通機関を利用して色々な台湾を感じる素敵な旅をぜひ楽しんで見てください!
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