目次
日本から直行便で約5時間のアクセス便利なハノイはベトナムの首都であり、ホーチミンに継ぐ第二の都市です。
世界遺産のハロン湾や、ベトナム少数民族に出会えるサパ観光などベトナム北部の人気観光スポットへのアクセスも便利なハノイの魅力を紹介します。
ハノイってどんなとこ?
ベトナム北部のハノイは、ベトナム戦争などの歴史的背景からもわかる通り、南部のホーチミンとは異なる文化を持っています。
観光客が感じる違いとしては、やはり食文化ではないでしょうか。
ハノイ料理は、塩ベースのあっさりした味付けが多いのに対して、ホーチミンは料理は色々な調味料を使用し、甘めの味付けのものが多いです。
また、ベトナムに進出している日系大企業の50%以上がハノイを拠点にしているので、日本食レストランが多く日本人にとっても旅の拠点にしやすい都市の一つです。
ホーチミンは年中常夏な気候ですが、ハノイは四季があるので暑いのが苦手な方は特にハノイをチェックしてみてください。
ハノイおすすめの両替スポット
ベトナム旅行に出かける際は、絶対に現地で両替するのがおすすめです。
ベトナムの両替は、銀行ではなくゴールドショップがレートが良く、他にもトラベルショップやレストランなどでも換金できる場合もあります。
中でもハノイにある旧市街のQuang Huyは日本円だけでなくアメリカドルなどほとんどの通貨の換金がリーズナブルと旅行者の間で口コミが良い両替スポット!
店員のおじさんと要交渉ですが、口コミ書くよというと高確率で負けてくれます。
ハノイおすすめ観光スポット
ホーチミン廟
ハノイでホーチミン!?と疑問に思う方もいらっしゃるかも知れませんが、ホーチミンはハノイを中心とした北ベトナムの「ベトナム民主共和国」を建国した首相で、南ベトナムでアメリカの支援を受けて誕生した「ベトナム共和国」に勝利しベトナム統一を果たしたベトナム建国の父と呼ばれています。
現在の地名であるホーチミン市は戦後の統一の際に改名されたものなので、戦争に負けた南部の人々は現在もホーチミン市とは呼びたがらず、それ以前の名前サイゴンと呼ぶことが多いです。
ちなみにホーチミン市でホーチミン首相の肖像画を見かけることはあまりありませんが、ここハノイでは至る所に彼の肖像画が飾られています。
そんな北ベトナムの革命家ホーチミンが眠るのはもちろん北ベトナムのハノイです。
厳重な警備がされているホーチミン廟に眠り入り口には常に警備兵、運がよければ警備兵の交代が観れることもあるのでおすすめです。
タンロン水上人形劇場
タンロン水上劇はベトナムで1000年以上もの歴史があるベトナム伝統芸能の一つで、劇の名前にもなっているタンロンは昔のハノイの呼び名で、昇龍という意味があります。
この劇は子供達のために作られたもので、ベトナム語で上映されますが言葉が分からなくても楽しめるプログラムとなっています。
また、詳しくストーリーを理解したい方は日本語対応の音声ガイドをレンタルすることも可能です。
劇では古代ハノイ、タンロンの人々の生活の様子や、この地に伝わる伝説を表現しており伝統楽器や歌の生演奏に合わせてベトナムの文化を学ぶことができるのでおすすめです。
ちなみにこのタンロン劇場はホーチミンによって建てられた劇場です。
ホアンキエム湖
ホアンキエム湖の伝説
ハノイ観光の中心となるこのホアンキエム湖は、外周1.8kmもある人気の観光スポットです。
夜になるとライトアップも行われるこの湖は、週末限定で歩行者天国になり、屋台も立ち並びます。
そんなホアンキエム湖には名前の由来となっているホアンキエムにはホアン=還、キエム=剣という意味があり、古くから伝わる伝説がある湖です。
遡ること15世紀のベトナム王朝黎朝の時代の初代皇帝黎利の時代、中国の明との戦いに勝利をもたらした剣はこの湖に住む龍のものであり、平穏が取り戻せた後にこの湖に返納したというものです。
返納の際に龍は大きな亀の使いを送ってきたことから湖には大亀の現れた場所に亀の塔が建てられています。
ちなみにこの湖には実際に4匹の大亀が生息していましたが、2016年に最後の大亀(体長185cm、甲羅の幅100cm、体重169kg)が亡くなったことが確認されています。
ホアンキエム湖に浮かぶ玉山祠
ホアンキエム湖に浮かぶゴックソン島に建てられた玉山祠には、ベトナムの唯一無二の将軍チャンフンダオの像と共に伝説の中で使いとしてやってきた大亀が祀られており、全長2メートルもある大亀の剥製を見学することができるのでお見逃しなく!
ちなみにこの玉山祠はVND30000必要ですが、3つ目の門までは無料で見学できます。
時間のない方もぜひ島に渡って記念撮影を楽しんで見てはいかがでしょうか。
ホアンキエム湖の観光はシクロ一択
ホアンキエム湖の最高の楽しみ方といえば、ベトナム名物シクロからのんびり眺めるのがおすすめです。
ベトナムは意外かも知れませんがタイのようにトゥクトゥクは走ってなく、最もリーズナブルなブライベート移動はこのシクロです。
近郊のホテルに滞在の方は、湖を一周した後交渉次第ではホテルまで送迎してもらえちゃうのでおすすめです。
ハノイで行きたいおすすめ
レストラン
Oriana
欧米人を中心に人気のレストランといえば、ベトナム風の装飾が可愛いOrianaです。
ハノイ名物が写真付きで紹介されており、ベトナム初心者の方も安心してオーダーすることができちゃいます。
日本でもおなじみの生春巻きやエスニック風のつくねなど、日本人の口に合うものばかりです。
Bamichaca
ハノイ料理は、料理とともに色々な種類のライスペーパーやナッツや野菜が添えられて手巻き寿司のようにセルフで巻いて食べるものが多く、初めは戸惑うことが多いかも知れません。
ベトナムに初めてくる方は最初のレストランにここBamichacaをチョイスするのがおすすめです。
優しいベトナムママが1つずつ食べ方を教えてくれるので正しい、ハノイ料理の食べ方を知ることができます。
Hong Hoai’s
ひとり旅やサクッとハノイ料理を楽しみたい方におすすめなのが、プレート料理や定食、ベトナムの麺料理が充実しているHong Hoai’s です。
リーズナブルな値段なのでハノイっ子にも人気のこのレストランは常に満席なので、待ち覚悟もしくは事前に予約して訪れるのがおすすめです。
ハノイから足を伸ばしたい
おすすめスポット
少数民族が暮らすサパ
たくさんのバイクが行き交うハノイとは異なり、大自然に囲まれた山岳地帯に位置するサパは美しい田園地帯はもちろんですが、色とりどりの民族衣装が可愛いモン族の人々が暮らすエリアです。
モン族の中でもそれぞれの部族で異なる文化を持つので、異なるモン族が住む村巡るのがとっても楽しいハイキングスポットです。
ハノイから高速バスや電車もしくは現地ツアーで簡単にアクセスできちゃいます。
世界遺産のハロン湾
まさに「水墨画の世界」とも称される大小2000もの大きな奇石がエメラルドグリーンの海に浮かぶハロン湾はその美しさが世界遺産に指定されている絶景スポットです。
日帰りでクルージングをすることも可能ですが、できれば豪華客船に宿泊するちょっと贅沢なプランを計画するのがおすすめです。
各客船ごとに島に上陸したりカヤックで巡るアクティビティーが準備されていたりと日帰りクルーズでは経験が体験できるのでオススメです。
豪華客船に宿泊する場合はハノイからの送迎がついていることも多いのでぜひチェックしてみてください。
陸のハロン!古都ニンビン
ハロン湾も素敵ですが、ベトナムには陸のハロンと呼ばれるまだ知名度の低い世界遺産があることご存知でしょうか。
ハノイから車で約2時間の場所に位置するニンビンは、古都ホアルーが置かれていた場所としても知られています。
そんなニンビンを訪れる多くの観光客のお目当は、世界遺産に登録されているチャンアン複合景観!
8つの洞窟と奇岩が織りなす美しい景色を手漕ぎボートの川下りで鑑賞できるアクティビティーが人気です。
ハノイのおすすめホテル
Peridot Grand Luxury
Boutique Hotel
ハノイの旧市街に位置するロケーション抜群のPeridot Grand Luxury Boutique Hotelは、ハノイの雑多な繁華街に面した入り口からは想像できないような異空間が広がるホテルです。
入り口から長い通路を歩いた先にあるとってもお洒落なブティックホテルは、静寂に包まれたスタイリッシュなホテルです。
5つ星ホテルの中でもフレンドリーなサービスが定評なPeridot Grand Luxury Boutique Hotelは1人1万円以内から宿泊できちゃうのも魅力の一つです。
The Five Residences Hanoi
さらにリーズナブルな5つ星ホテルといえばThe Five Residences Hanoiをぜひチェックしてみてください。
旧市街から少し離れていますが、物価の安いハノイではタクシー代を加味しても絶対お得なホテルです。
このホテルの魅力は朝食付きのアパートメントホテルでキッチンとリビング付きでも1人8000円から滞在できちゃいます。
長期滞在や、現地の食材で料理もしたい方は特にぜひチェックしてみてください。
またこのホテルは日本からのひとり旅ツアーでも利用される日本人に人気のホテルとしても有名です。
まとめ
北ベトナム旅行の拠点にピッタリなハノイの紹介でした。
近郊の世界遺産巡りにも便利で、物価も安くグルメも美味しいハノイは日本人にとって観光しやすい都市の一つです。
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