イギリス 18世紀のお城 〜キャッスルハワード〜

ヨーク郊外にあるヨーロッパの中でも偉大な宮殿と呼ばれるキャッスルハワードは、ヨークを訪れるなら足を伸ばしたい人気スポット！

日本のガイドブックにはあまり情報がありませんが、キャッスルハワードのあるヨークシャ地方の人々にとっては郊外学習などでも訪れる特別な場所です。

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キャッスルハワード

ウィリアムハワード卿（第3伯爵）によって創設されたキャッスルハワードは、1661年に設計が開始され100年以上の年月を経て完成した宮殿です。

残念ながらウイリアムハワード卿は完成を目にする前に亡くなってしまいましたが、以降8世代に渡るご子孫により大切に守られています。

1850年の夏にヴィクトリア女王も訪れたこの宮殿は、現在はミュージアムとして多くの部屋が見学可能です。

お宝溢れるバロック式宮殿

宮殿内はの多くの壁には直接描かれたラファエル前派のアートや３世代にわたって収集された世界中から集められた彫刻などのお宝で溢れ、とにかく見応えがあります。

特に第4伯爵がパニーニ、ズッカレッリなどの熱狂的ファンだったため、イタリアのアートのものが比較的多く収集されています。

宮殿内の装飾を担当したのはウィリアム・モリス、エドワード・バーンジョーンズ、ウォルター・クレインなど、イギリスを代表するデザイナーによるものです。

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一流のコレクションの数々間近でゆっくりと眺めることができるのも、地方にあるキャッスルハワードの魅力です。

自然溢れるガーデン

敷地内には2つの大きなガーデンがあります。

ウォールドガーデンには2000本ものバラが鑑賞できるバラ園やポタージャーと呼ばれる野菜園があり、特に春から夏にかけては色とりどりの花や緑で溢れとても美しいスポットです。

一方ウッドガーデンは、世界中から集められた植物で溢れる森の庭！色々な植物を楽しみながら散策できます。

アトラスの噴水

キャッスルハワード最大のアートとも言えるのが、宮殿の窓からも眺めることができるアトラスの噴水です。

約170年前に造られたこの美しい噴水のビクトリア調の彫刻は、ウェストミンスター宮殿やバッキンガム宮殿の石の彫刻に携わったジョントーマスの作品です。

キャッスルハワードのアクセス

ヨーク郊外にあるキャッスルハワードのアクセスは、ヨークから車で約30分、電車で約1時間の場所にあります。

まとめ

日本のガイドブックでは紹介されていない、イギリスの穴場の宮殿キャッスルハワードの紹介でした。

ぜひ北イングランドを訪れた際は参考にして見てください。

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