イギリスの世界遺産！ファウンテンズアビー

北イングランドのヨークシャ地方に広がるイギリス屈指のパワースポット、ヨークシャデールズ国立公園の敷地には、可愛い田舎町や遺跡などたくさんの見所があります。

今回は地元の方にも観光客にも人気の世界遺産、ファウンテンズアビーを紹介します。

イギリスの世界遺産！
ファンテンズアビー

1986年に世界遺産に登録されたFountains Abbeyは12世紀に建てられたキリスト教の修道院です。

イギリスの歴史上１番の嫌われ王ヘンリー8世よって1539年、突然閉鎖を命じられた修道院の一つです。

\ ヘンリー8世 /

 

イギリス史上最低の王ことヘンリー8世がカトリック教会と対立したのは、自身の離婚問題が理由です。

王と同等の権力を持つ教会の教えは離婚禁止！

離婚を合法化するため、イギリス国教会を設立し、カトリックの修道院を次々と破壊もしくは閉鎖していきました。

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もっとヘンリー8世について詳しく知りたい方はこちらの本がおすすめ！

悲しい歴史に巻き込まれたこの場所ですが、今はアビーの周りには手入れの行き届いた芝生が広がり、とてもピースフルな景色が楽しめます。

美しい尖塔アーチ

インフォメーションセンターのゲートを通り、少し坂道を下ると見えてくるのがファウンテンズアビーです。

12世紀から13世紀にかけて建てられたイギリスで最も裕福な修道院とされており、ノルマン・ロマネスク様式の美しい尖塔アーチが特徴です。

アビー内には回廊や食堂跡なども残されており当時をイメージしながら自由に散策できるようになっています。

運よく他の修道院とは異なり破壊される事を免れたこのアビーは保存状態もよく、1986年にユネスコ世界遺産に登録されています。

白鳥が優雅に泳ぐウォーター
ガーデン

見応えのある修道院の廃墟はもちろん、大きな敷地の中にはたくさんの見所が詰まっています。アビーを堪能したあとは、さらに敷地を奥に進んでみてください。

美しいウォーターガーデンが広がります。

水辺にはたくさんの白鳥やカモがのんびり暮らす、とってものどかな景色が楽しめます。

ガーデン入り口付近にはカフェも併設されているので、一休みするならこちらがおすすめです。

歴史の残る
ファウンテンズホール

さらに敷地を進むとファウンテンズホールと呼ばれる小さなミュージアムがあるのでお見逃しなく。

ロイヤルファミリーのロゴが入った古いタイプライターなどレトロなアイテムを見学できます。

また周辺にはラベンダーやたくさんの種類のハーブが植えられてとってもいい香り！

イギリスらしい風景が楽しめます。

迫力満点！鹿パーク

さらに先に進むと広大な敷地の鹿パークが広がります。群れになって暮らす鹿は、見つけるのにも一苦労。

運がよければ迫力ある大きな角をもつ鹿と記念撮影ができちゃいます。

アクセス方法

レンタカー

ファウンテンズアビーへのアクセスは近郊の都市、リーズからレンタカーが断然おすすめです。リーズ中心地から約1時間です。

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公共機関

公共機関を利用する場合は、デールズバスを利用します。リーズもしくはハロゲート発の36番のバスでリポンまで行き、139番のバスに乗り換えFountains Abbey下車後すぐです。

　ヨークシャデールズバスHPはコチラ

最後に

イギリスの世界遺産、ファウンテンアビーの紹介でした。

イギリスの悲しい歴史が詰まったファウンテンアビーですが現在はとってもピースフルで贅沢な時間が過ごせる素敵な場所！ぜひ参考にしてみてくださいね。

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