城壁の街ヨーク！おすすめ観光スポット11選

「ヨークの歴史はイングランドの歴史」とも言われローマ人に築かれた後、バイキングやノルマン人の侵略を受けるなどイギリス史上で重要な出来事の舞台となったイギリスの古都は、現在人気の観光スポットです。

今もなお城壁で囲まれたユニークな旧市街の門をくぐれば、中世の時代にタイムスリップしたような街並みが楽しめるヨークのおすすめスポット10選を紹介します。

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城壁で囲まれた街ヨーク

ヨークの4つの門

ヨーク旧市街は4つの門と4kmにも及ぶ城壁でぐるりと囲まれており、ところどころ設けられた階段を登れば城壁の上を歩くことができるのでおすすめです。

ブーザムバー

この場所にブーザムバーが建てられたのは2000年も前のこととされていますが、現存する門は大半が14〜19世紀に修復した際のもので、一部11世紀の古い石細工も残っています。

門の上の銅像は、チャールズ2世に反対する党の党首のもので1663年に設置されました。

モンクバー

4つの門の中で1番華やかで最も高い（19.2m）このモンクバーは４階建の居住エリアで、1914年まで刑務所として使用されていたことでも有名です。

またこの門には 現在も落とし格子とそれを動かす設備が残っており、実際に降ろされたのは女王エリザベス2世の戴冠式の際が最後です。

現在はリチャード3世のミュージアムとして開放されています。

ウォルムゲートバー

ウォルムゲートバーは２階建の正方形をしていて他の門と比べると低いですが、4つの門のうち唯一バービガン（城門前に建てられた防衛拠点）が残っている門です。イギリス国内としても街中に残るバービガンはここだけとされています。

現在バービガンはカフェとして開放されています。

　ミックルゲートバー

ミックルゲートバーは4つの門の中で最も重要なものとされ、ヨーク旧市街の玄関口です。

現在も王族の方がヨークを訪れる際は必ず、市長の許可を得てミックルゲートバーを出入りする伝統が残っています。

ミックルゲートバーは心霊スポットとしても有名です。

薔薇戦争で有名なヘンリー7世が処刑後、首を晒された場所であることから彼の霊が彷徨い続けているとか…

門の内部は博物館として見学することが可能なのでお見逃しなく！

ヨークの城壁散歩

城壁の上へは４つの門付近を含め、複数のポイントからアクセスが可能です。

城壁の上から眺めるヨークの街並みは、地上からは見ることができない中庭のイングリッシュガーデンが楽しめたりとまた違ったヨークの風景に出会えるのでおすすめです。

入り口によっては一方通行となっているので、詳しいルートはコチラでご確認下さい。

ヨークミンスター

街の中心にそびえ建つヨークのシンボルといえば、ヨークミンスター。ドイツのケルンと並んでヨーロッパ最高傑作の大聖堂と言われています。

聖堂内の東壁には「天地創造と世界の終わり」をモチーフにしたステンドグラス、南翼廊にはバラ戦争終焉をモチーフにしたステンドグラスが美しく、歴代の王の像がずらりと並ぶ聖歌隊席も見応えがあります。

地下に降りればヨークの歴史が学べるミュージアムと墓地があり、棟に登ればヨークの街並みを楽しむこともできます。

ミュージアムガーデンズ

ヨークミンスターから徒歩すぐの場所に広がるのがミュージアムがーデンズ。ここには広大なイングリッシュガーデンが広がり、敷地内には遺跡もたくさん残されています。

天気の良い日は門を潜ってすぐの場所に、立派なフクロウと記念撮影できるスペースがあったり、芝生で地元の方に混ざって一休みをしたり、のんびりとしたヨークでの時間が過ごせます。

ハリーポッターの世界！シャンブルズ通り

ヨークを訪れる多くの方のお目当といえば、ここシャンブルズ通りです。

狭い路地に並ぶ木組みでできたイギリスの伝統家屋は2階以上が道路に迫り出し、迫力満点！

イギリスが生んだ名作、ハリーポッターのダイヤゴン横丁のモチーフとなった場所として有名です。

現在ではハリーポッターのグッズ店やカフェ、レストランなどとして利用されており、昼間は多くの観光客で賑わいます。

一方夜には街灯の灯りがともりまた昼間とは違った趣ある雰囲気が楽しめます。

ベティーズ

北イングランドでアフタヌーンティーを楽しむなら、ベティーズがおすすめです。

ここヨークシャ地方のみに６店舗ある老舗店で、どこの店舗も行列必須の人気店です。

ベティーズのアフタヌーンティーは前菜に始まり、上品なサンドイッチ、自家製スコーン、そしてカラフルなイングリッシュケーキにおすすめの紅茶がセットになっています。

ロンドンではなかなか体験できない、のんびりとした伝統的なティータイムが楽しめるのでおすすめです。

国立鉄道博物館

鉄道発祥の国イギリスには、世界最大級の鉄道博物館がここヨークにります。100両以上の世界各国の車両が大集結！

日本の新幹線0系もここヨークで見学できるだけでなく試乗することもできるとあって鉄道ファンにはたまらないスポットです。

他にもロイヤルファミリー専用車両や、有名な名車がずらりと並び大人から子供まで誰もが楽しめる博物館となっています。

車でヨークを訪れる場合は、この博物館の駐車場(10£/日）を利用するのがお得だよ！ヨークミンスター周辺まで市内ミニ列車も運行中です。

ヨーヴィックヴァイキングセンター

ヨーヴィックヴァイキングセンターは常に行列ができるヨークで1番人気のアトラクションです。

1000年前にこの地ヨークを支配したスカジナビア半島からやってきた、屈強な男達ヴァイキングの世界がゴンドラに乗って体験できます。

視覚だけでなく、嗅覚そして日本語音声で聴覚でも楽しめる新感覚アトラクション！

このセンターは、ヴァイキング時代の遺跡が発見された場所でもあり1000点以上ものアイテムを見学することが可能です。

チョコレートファクトリー

日本でも大人気のキットカットは、ここヨークで誕生した銘菓です。

ヨークチョコレートストーリーでは、この世界中で愛されるチョコレートの歴史が紹介されているだけでなく、目の前でショコラティエの方が実際チョコレートを作っている様子を見学することができます。

またオリジナルのチョコレートも作れ、カフェコーナーではホットチョコレートやちょっと珍しいチョコレートカクテルなども楽しめるのでヨーク観光の一休みぜひ立ち寄りたいスポットです。

ヨークシティークルーズ

ヨーク観光のハイライトといえば、中世の街並みを優雅に楽しめるヨークシティークルーズです。

陽気な船長による解説付きでウーズ川を満喫！ドリンクやスナックを食べながらのんびりとした時間が過ごせます。

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クリフォーズタワー

ヨーク城の一部の遺跡であるクリフォーズタワーは今でこそピースフルな雰囲気に包まれていますが、1190年に約150人ものユダヤ人が迫害により拘留され自ら火をつけ集団自決をした場所であり、その後も19世紀まで刑務所として使用されたヨークの悲しい歴史の象徴です。

現在クリフォーズタワーは展望台として開放されるとともに、虐殺が繰り返された歴史を風化させないようタワーの袂には水仙の黄色い花が植えられています。

キャッスルハワード

ヨーク中心部から車で約30分、電車で約1時間の場所にあるキャッスルハワードはヨーロッパの中でも偉大な宮殿と呼ばれる穴場観光スポット！

ゲートをくぐり、長い一本道を進んだ先にある立派なキャッスルハワードは、18世紀に建てられた宮殿です。

宮殿内にはたくさんのアンティーク家具やコレクションで溢れ、メインホールでは生演奏のピアノの音色が心地よく、独特で贅沢な雰囲気が楽しめます。

また敷地内には手入れの行き届いた美しいガーデンや、湖、そしてファームショップなど見所満載です。

イギリス 18世紀のお城 〜キャッスルハワード〜

ヨーク郊外にあるヨーロッパの中でも偉大な宮殿と呼ばれるキャッスルハワードは、ヨークを訪れるなら足を伸ばしたい人気スポット！日本のガイドブックにはあまり...

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ヨークへのアクセス方法

ロンドンからのアクセス

キングスクロス駅→ヨーク駅

チケット購入105分 ~ 　価格は変動

ビクトリアコーチ駅MAP →ヨーク駅

チケット購入   360.5分~　片道10£~

レンタカー　4時間

お得なバジェット・レンタカーで予約

リーズからのアクセス

リーズ駅→ヨーク駅

チケット購入 22分 ~ 　片道£7.7 ~

リーズコーチ駅21番MAP→ヨーク駅

チケット購入45分（CityZAP)往復12£

レンタカー　40分

お得なバジェット・レンタカーで予約

 

ヨーク観光のお得なパス

ヨーク主要観光スポット25箇所が利用可能なヨークシティーパスはとってもおすすめです。

スマホのURLを提示するだけなので、チケット交換の必要もなく、スムーズにヨーク観光が楽しめるのでとっても便利です。

最後に

イギリスの歴史が残る古都ヨークの紹介でした。イギリスを訪れる際はロンドンだけでなく、地方都市まで足を伸ばしてみるのもおすすめですよ。