ポルトガルのユニークな街並みが残る小さな村モンサントは、リスボンやポルトなどの大都会では出会えない自然の力を感じるパワースポットです。
少しアクセスは不便ですが、訪れる価値大の素敵な景色に出会えるおすすめの村モンサントを紹介します。
モンサントってどんなとこ?
スペインとの国境近くに位置するモンサントは、この場所だけ時が止まったような街並みが広がる不思議なスポット!
中世の時代にアフォンソ エンリケス王がイスラム王朝から奪い返して建てたお城とその城下町として栄えたモンサントですが、さらにこの場所を特別な場所にしているのが巨大な岩と共に生きる住居スタイルです。
車も通れないほどの道幅の両脇にはゴロゴロとした大きな岩が残されており、この村にある一部の家はこの巨石をうまく利用して建てられている芸術品です。
モサントの巨大な岩の家
どのように建てたかは不明ですが大きな岩が乗っかり屋根の役割を果たしている家はモンサントの数少ないポルトガル料理が楽しめるレストラン!
この不思議な住居の中に入れる人気スポットとなっています。
逆に大きな岩の上にバランスよく建てられたバージョンの家は村の中腹にある展望台すぐそばにあり、苔が生えた岩がさらに趣があります。
この家の向かいには岩を壁にした家もあり、モンサントを歩いているといろんな景色に出会えるワクワクします。
巨石はどこからやってきた?
標高約758mの場所にあるモンサントの村全体に横たわる巨大な岩はどこからともなく降ってきた隕石ではなく、地中のマグマが冷えて固まり地上に出てきた花崗岩と言われています。
そしてこれが由来でポルトガル語で聖なる山を意味するモンサントという地名が付けられました。
地震でも起きればゴロゴロと坂道を転げおちてしまいそうな大きな岩ですが、未だ大事故になるような岩の落下は発生してないそうです。
ポルトガルらしい街並み
モンサントは「最もポルトガルらしい村」を受賞した国内公式の歴史村12選の一つです。
オレンジ色の屋根にローカルの石を利用した石造りの家が集まる小さなこの村はローマ人、西ゴート、イスラム王朝の支配を経て中世の時代の街並みが残る歴史が刻まれた趣ある村です。
巨石の家はもちろんですが、ロバがやっと通れるほどの石畳の道は迷路のように入り組んでいてどこを切り取っても絵になる可愛い街並みが楽しめます。
またホビット(小人)が住んでいるかのようなカラフルな小さな玄関と小窓がとってもメルヘンで特徴的です。
モンサントに滞在する
小さな村ですがモンサントには民泊ができる宿泊施設が充実しているので一泊で計画を建ててみるのもおすすめです。
民宿のオーナーさんはもちろん、とってもフレンドリーな村人が話しかけてくれることともしばしばあるので、地元の人々の生活が垣間見れる素敵な時間が過ごせます。
私が宿泊したのは、村の入り口にある Casa Pires Mateus です。
リーズナブルな値段でオーナーさんが毎朝キッチンで調理してくれる美味しいブレックファースト付きなのでオススメです。
モンサントへのアクセス方法
エストレーラ山脈に位置するモンサントへのアクセスはリスボンやコインバラから車で約3時間なのでレンタカーが便利です。村の入り口には駐車場も完備してあります。
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公共機関を利用する場合は、どの都市からもカステロ・ブランコ駅を目指します。
リスボンからだと電車で2時間半程度です。(電車の予約はコチラから)
そこからは1日2本のバスもしくはタクシーでアクセス可能です。ただし便数が少ないので日帰りで訪問する際はカステロ・ブランコ発の現地ツアーに参加するのをお勧めします。
まとめ
ポルトガルの巨岩のユニークな村モンサントの紹介でした。
少しアクセスが不便ですが、レンタカーや現地ツアーなどをうまく利用して大都市とはまたちがうポルトガルの絶景を楽しみにモンサントへ足を伸ばして見てはいかがでしょうか。
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