イギリス旅行に出かけるならば、一度は本場のパブを訪れてみてください。イギリス中至る所にあるので、まずパブが見当たらないということはありません。
地域の方々に混じってイギリス文化を肌で感じてみてはいかがでしょうか。
とはいえ、現地の方にとっては気軽な社交場パブですが、初めて足を踏み入れる観光客にとっては知らないことばかり。
今回は、イギリスのパブを満喫するために、知っておくべき最低限の5つのことを紹介します。
カウンターで注文
パブは多くの場合、カウンターで注文するスタイルです。さらにメニューは置かれてないことが多いです。ビールは、サーバーに銘柄のステッカーがついているので、その中から選びます。
パブで提供されるビールはほとんどの場合、ローカルビールなので銘柄をみても知らないものばかりかと思います。頼めば試飲もさせてもらえるので、いくつか試してみるのもおすすめですよ。
ビールのオーダーはパイントで!
ビールを頼む際の単位はパイントです。パイント(グラス1杯)もしくはハーフパイント(グラス1/2杯)でオーダーします。
アメリカへ旅行に出かけた事がある方は、パイントをご存知の方も多いかと思います。しかし!イギリスとアメリカは1パイントの量が異なります。
● 英)1UKパイント = 568ml
● 米)1USパイント = 473ml
同じパイントと呼ばれる単位ですが、結構量が異なります。特にお酒が弱い方は気をつけてくださいね。
イギリスの飲酒運転
「日本は飲んだら乗るな!」が定着しつつありますが、イギリスでは「運転するなら1パイントまで」とゆるいです。
ただ、厳密にはイギリスの飲酒運転取り締まり規則は、アルコール血中濃度でいうと0.08%(日本は0.03%)でイギリス人なら1パイントくらい飲んでもセーフになる可能性が多いということだそうです。
日本人とイギリス人は体質も異なりますので、レンタカーを運転する際はやはり、飲んだら乗るなの方を守りましょう!
パブではチップは必須じゃない
イギリスのレストランやカフェを利用した際は10〜20%程度のチップの支払いが必要ですが、パブではチップ必要ありません。
ただ、すごく親切にしてくれた店員さんに感謝の気持ちを込めてチップを支払う方もいますので、その辺は臨機応変に対応してください。
ちなみにイングランドとスコットランドは使用されている紙幣が異なりちょっと注意が必要だよ
イングランド通貨 | スコットランド通貨 |
イギリスでは、イングランドとスコットランドでは異なる紙幣が使われていることご存知でしょうか。イングランドの紙幣は全てエリザベス女王がプリントされたもの、スコットランドは英雄がプリントされたもので異なります。
注意すべきは、スコットランドの紙幣はスコットランドでしか使用できない事です。日本に持ち帰って日本円に換金することは愚か、イングランドでは基本使用できませんのでご注意ください。
サンデーランチはパブがおすすめ
パブにはレストランスペースがある店舗も結構あります。その場合は、机にメニューが置かれているのでそれが目印です。
ちなみにレストランスペースを利用する場合は、お店の方がオーダーを取りに来てくれるパターンと、カウンターでオーダーするパターンと両方あるので、周りの方の様子をみて判断するか、店員さんに確認してみてくださいね。
イギリスといえばサンデーランチと呼ばれる日曜日のランチにいろんな種類のロースト肉にたっぷりのグレービーソースをかけた料理を食べる文化が根強く存在しています。
パブで出されるサンデーランチは家庭的な味付けが多く、イギリス人もレストランではなくパブで食べる方が多いそうですよ。
また日曜日のランチ以外もパブではイングリッシュブレックファーストやフィッシュアンドチップス、地元で取れた食材を使った料理などが楽しめるのでおすすめです。
パブは酔っ払ってはいけません
パブはイギリス人にとって、日本の「居酒屋のようなもの」とよく表現されますが、居酒屋のように決して酔っ払ってはいけません。
法律で酔っ払いのお酒を提供する事を禁止する法律があるので、お店の方も結構敏感に対応します。万が一酔っ払ってしまった場合は、つまみ出されてしまいますのでご注意ください。
まとめ
イギリスの文化がたくさん詰まったパブは、イギリス旅行の予定リストにぜひ加えてみてください!地元の方々と飲むイギリスのビールは格別ですよ。
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